コリドラス歴10年以上のアクアリスト。
飼育したコリラスドラスは20種類以上、シミリスを筆頭にその他数種のコリドラス繁殖を経験。
一体型小型水槽やコリドラスを研究し、その結果をレビュー記事として執筆活動中。
2022/04/23
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いきなりですが、ピンク色でキュートなコリドラスをご存じでしょうか?
本日は意外に知らない人が多いコリドラスポリスティクタスについて。
目次
飴コリの愛称でコリドラス好きの中では有名、色揚げすると飴色(肌色〜ピンク色)に体色が変化するコリドラス。
ワイルド個体が多く出回っておりロンドニア州に生息している。
水質 | 意外に丈夫で適応力は高め |
---|---|
水温 | 25℃前後をキープ。 |
給餌 | 人工飼料に餌付きます |
混泳 | 非常に温厚、攻撃性は皆無 |
繁殖 | 難しい |
寿命 | 5年前後 |
価格 | ブリード:約1,000円 ワイルド:約2,000円 |
珍しいと言うほどでも無く、メジャーというほどでも無い。
そんなポリスティクタスですが、知る人ぞ知るチャーミングな品種でもあります。
一番の特徴は体の色が飴色である事。
飼い込んで色揚げすると、赤系の色がうっすら発生し美しいピンク色になります。
ショップに並ぶ個体の大半がワイルド個体という理由もあり、体型は寸胴で高さのあるフォルムが多い。
もちろん個体差はありますが、スラットした個体は少ない印象です。
そもそもコリドラスは臆病ですが、その中でもポリスティクタスはカナリ臆病。
人の気配に敏感で、撮影に苦労します。
ポリスティクタスの飼育難易度は低く、ピロピロなどの寄生虫に気をつければ初心者でも飼育可能です。
水質に対する適応力が高く、ステルバイと同じぐらい丈夫です。
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丈夫で飼育難易度の低いポリスティクタスですが、3点ほど注意点があります。
私は2年ほど複数のペアを飼育しておりますが、繁殖の気配は皆無です。
繁殖を狙う場合は通常の飼育では難しく、本格的に繁殖を狙った環境での飼育が必須と感じています。
最近は稀にブリード個体も見かけるようになり、1匹1,000円前後で購入できるようになりました。
ワイルド個体の方が寸胴で、体色も赤が出やすくピンク色になります。
ブリード個体は薄いピンクで体型もシュッとしています。
丈夫さ故に、ゴッセイやアルア、コンコロールほど弱くは無いです。
どちらかと言うと寄生虫からの復帰力も高いのですが、それでもワイルド個体は寄生虫を持っている可能性が高いので注意。
寄生虫に気をつければ、飼育自体は非常に簡単なポリスティクタス。
品質の良い個体であれば、コリドラス初心者から玄人までお薦めできる品種です。
繁殖を狙わないなら、飼育難易度は低めでお勧めのコリドラス。
色揚げや個性的な体色に魅力を感じる方にはぴったりのコリドラス。
最近ブリード個体も稀に見かける、そんな高難易度の繁殖を目指す玄人にもお勧め。
いかがでしたでしょうか?
臆病でピンク色、寸胴でコロッとした体型が非常にチャーミングなコリドラスポリスティクタス。
頻繁に見る品種では無いので、お店やネットで在庫を見かけたら水槽の底物アイドルとしてお迎えしてみても良いかもしれません。
コリドラス歴10年以上のアクアリスト。
飼育したコリラスドラスは20種類以上、シミリスを筆頭にその他数種のコリドラス繁殖を経験。
一体型小型水槽やコリドラスを研究し、その結果をレビュー記事として執筆活動中。
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