コリドラス歴10年以上のアクアリスト。
飼育したコリラスドラスは20種類以上、シミリスを筆頭にその他数種のコリドラス繁殖を経験。
一体型小型水槽やコリドラスを研究し、その結果をレビュー記事として執筆活動中。
2022/04/12
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コリドラスを飼育する上で最も重要な事の1るである、底面の底砂と濾過システム。
コリドラスの丈夫さに甘えていると痛い目をみるのです。
今日のお題は、コリドラスと濾過と底砂について。
目次
結論から申します、コリドラスを飼育する上で濾過機能無しの水槽はダメです。
それではダメな理由を次の項目で見てみましょう。
コリドラスは基本的に「良く食べ、良く排泄」します。
食べ方も餌の破片を撒き散らしすので、結果として体の大きさ以上に水質や衛生面に影響を与えます。
そんな水を汚しやすいコリドラス。
特に底面の汚染に弱く「髭が溶ける・口元が白くなる・食欲低下」など、重症化すると厄介な症状を引き起こします。
一部の例外を除き、コリドラスは綺麗な水を好みます。
よって水を汚すコリドラスには強力な濾過が必要で、濾過無しでの飼育は困難を極めるのです。
大前提として「強力な濾過力」と「底面の衛生管理が必要」なコリドラス。
底砂の選定が非常に重要になります。
ボトムサンドや田砂など、粒の細かい砂系の底砂。
嫌気層により濾過には向かないが、コリドラスのモフモフが堪能できる。
底面フィルターとの相性が悪い。
大磯を代表に濾過力の高い底砂、コリドラスが怪我をする尖った砂利に注意。
底面フィルターの採用に欠かせない底砂。
コリドラスと相性最悪な底砂、底面フィルターとの相性も悪い。
コリドラス飼育にはお勧めできない底砂。
一言に濾過と言えども様々な方法が存在します。
濾過する上で必須なフィルターの種類やコスト、特徴などを解説します。
コスト・メンテナンス性・濾過力の3拍子揃った濾過システムが底面フィルター。
私が一番お勧めするコリドラス飼育の濾過システム、砂系の底砂は使用不可。
プロホースで楽々メンテナンスが可能。
高い濾過力とメンテナンス性を備えるオバーフロー水槽。
しかし本格的なオーバーフローは高価格、メンテナンスも底面フィルターに比べると底砂と濾過層を触る必要あり。
エーハイムのクラシックフィルターを代表に、水槽の濾過システムの代表格。
私も30キューブのコリドラス水槽に採用していますが、コリドラス10匹程度でも力不足を感じています。
メンテナンスも底面に比べると面倒臭い。
スイサクのエイトコアやGEXのロカボーイが、有名な投げ込み式フィルター。
エアーレーションと組み合わせ、古より約束された屈強な濾過力を実現。
見た目の存在感に目を瞑れればお勧め。
安価で手軽、見た目も悪くない小型の水中フィルター。
しかし肝心の濾過力は頼りなく、コリドラスが汚した水の濾過は難しく私は絶対にお勧めしない。
アクアリウム初心者が最初に出会う定番フィルター。
安価ですが濾過力は低い、このタイプのフィルターに濾過を期待するのは厳ししくコリドラス飼育には絶対にお勧めしない。
10年間コリドラスを飼育してきた中で、一番のお勧めは底面濾過です。
掃除が楽で安価、その上で高い濾過力を実現できるのが最大の理由でしょう。
底面フィルターは値段が安価な物が多い。
最近は一体型として水槽に組み込まれている、高性能な小型水槽も存在します。
底砂全てが濾過層になる合理的なシステム。
その濾過力は数ある濾過システムの中でも、トップクラスの性能です。
地味に大事なメンテナンスと掃除の負担。
プロホースを使えば底面の掃除とメンテナンスを、同時に可能にするのは底面フィルターのみ。
優れた濾過システムも手入れが行き届いてこそ、パフォーマンスを発揮します。
コリドラスは見た目以上に水を汚します。
丈夫や初心者向けなどの謳い文句に惑わされず、盤石な濾過基盤を築きましょう。
コリドラス歴10年以上のアクアリスト。
飼育したコリラスドラスは20種類以上、シミリスを筆頭にその他数種のコリドラス繁殖を経験。
一体型小型水槽やコリドラスを研究し、その結果をレビュー記事として執筆活動中。
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