コリドラス歴10年以上のアクアリスト。
飼育したコリラスドラスは20種類以上、シミリスを筆頭にその他数種のコリドラス繁殖を経験。
一体型小型水槽やコリドラスを研究し、その結果をレビュー記事として執筆活動中。
2022/05/03
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コリドラスコンコロール
経済活動か感染対策か?様々な思惑が錯綜する中での今年のGW。
そんな中、私が夢中な黒が美しいコリドラスコンコロールが本日のお題。
目次
ワイルド個体を中心に、改良ブリードも存在するコンコロールはベネズエラ出身。
黒いコリドラスの代表格で「私たちの業界では」知名度も高い定番種。
水質 | 敏感で清流を好みます |
---|---|
水温 | 25℃前後をキープ。 |
給餌 | 人工飼料に良く餌付きます |
混泳 | 非常に温厚、攻撃性は皆無 |
繁殖 | 難しい部類に入ります |
寿命 | 3〜4年 |
値段 | ワイルド:1,000円前後 ジャンボ:5,000円前後 改良品種:1,000円〜 |
人気の品種故に巨大な個体をブランド化し販売されていたり、改良されたタイプも存在します。
そんな人気者の特徴をご紹介。
コンコロールの最大の特徴は体の色です。
地味な色が多いコリドラスの中で、黒とオレンジのカラーに人気が出るのは必然。
現地のベネズエラでブリっブリに大きく育った個体を、ジャンボと命名し販売されています。
流通量の関係で高価ですが、黒くて大きかな塊は非常にチャーミングです。
ブリーダーにより品種改良された個体存在します、背鰭が長いハイフィンという品種は特に有名です。
コンコロールの飼育方法は、一般的なコリドラスの飼育方法で大丈夫です。
一般的な飼育方法は、下記の過去記事にてご紹介しております。
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【2022年最新】10年の経験を凝縮!コリドラスの特徴・飼育・種類を解説
魅力的なコリドラスですが注意点の多い品種でもある、以下をシッカリ押さえておきましょう。
食欲がコンディションに反映されやすいです。
シッカリ食べる品種ですが、水質や衛生管理を怠ると痩せがちになるので注意。
水質に敏感なコンコロールは、綺麗めの小慣れた飼育水を維持する事が重要です。
綺麗めの小慣れた飼育水とは、ザックリ申しますとシッカリ濾過された飼育水の水槽を3分の1水換えした状態です。
ワイルド個体が中心なので、寄生虫感染は避けては通れません。
特にコンコロールは体調の悪化に伴う、体内の寄生虫活性化で少しの体調不良から死に直結しやすい傾向があります。
適切な飼育水維持の難易度の高さから、繁殖難易度も高い。
飼育を狙う場合は、コンコロール繁殖専用の水槽を用意した方が良いでしょう。
私は約1年前にコンコロールをお迎え、長期飼育の実現だけでも一苦労です。
常に最高のコンディション維持は基本知識プラス、コンコロールへの深い理解が必須となるでしょう。
これからコリドラスを始めたい方には、絶対おすすめできません。
最初は屈強なパレアタスがお勧め。
コンディション維持が難しく、中級者でも管理は一手間だと思います。
コリドラスのことを知り尽くした方にこそお勧めしたい。
コンコールの繁殖できるなら、その実力はブリーダーに近い領域かも?
専門店の店頭にもよく見かけ、知名度も高いが長期飼育に一癖あるコンコロール。
色揚げが仕上がった個体の美しさは唯一無、腕に自信のある方はこの機会に挑戦してみるのも良いかもしれません。
コリドラス歴10年以上のアクアリスト。
飼育したコリラスドラスは20種類以上、シミリスを筆頭にその他数種のコリドラス繁殖を経験。
一体型小型水槽やコリドラスを研究し、その結果をレビュー記事として執筆活動中。
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