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AQUARIUM

記事投稿日 2015/08/22

海水水槽って始めるのに、おいくら萬円必要?〜抑えておくべき認識編〜

淡水から海水へステップアップ、回り出す運命の歯車。

この記事は約7分で読めます

ゴールデンハニードワーフグラミー水槽に餌を与える前にブログを書こうとしたのですが、純粋無垢な彼らの10匹以上の視線に負けて餌やりと水槽メンテをし終わってから記事を書かせて頂いているマチモチです。

ゴールデンハニードワーフグラミー水槽

今回は昨日の続きとなります、前回で全部書くつもりだったのですが途中で力つきてしまいました…。やはり睡眠は大事です、ここ数日間の記事のテンションも異様ですね。ただ「あのテンション系」の記事が妙にPVが多いので少し複雑です。

魚群

では本題、昨日店長に海水水槽についてアレコレ教えてもらいつつ見積もりを出してもらったのでご紹介します。

1:おいくら萬円ですか?

諭吉さん

結論から言います!サイズにもよるのですが、60規格ですと初期投資は10万円前後(生体除く)でしょう。

海水は淡水に比べて、「やはり水槽環境の維持に対する考え方が複雑でした」なので技術と経験がある方ならもっと安くできるのかもしれません。

しかし私は海水素人、今までの淡水の経験からもアクアリウムは「安物買いの銭失い」になりやすい趣味だと認識しています、結局エーハイムの外部フィルターが必要になりますし、最初の小さい水槽から60規格の水槽へと変貌するのです。

結局最後はいい設備を購入するんですもの、せっかくの海水水槽ですよ?最初からフルスペック!覚悟を決めましょう!!

2:自分に期待しない、勘違いは銭失い。

クラゲ

ショップに行く前にある程度知識を詰め込んでお話したのですが私個人的にも店長的にも必須だと思ったアイテムがコチラ。

「プロテインスキマー」です、このプロテインスキマーですが無くても大丈夫とネットなどで言われる事が多いのですが、私が調べた結果!マストアイテムです。水槽内の有機物を取ってくれるアイテムなのですが…。

淡水では聞き慣れない設備です、調べてみるとネットに「スキマー無しでもイケるよー」等ありますよね?「何を持って良しとするのか?」という事が非常に重要だと思うのです。

「水槽の構成」そして「飼育技術」や「海水水槽に対する経験」と「知識」、アクアリスト自身のライフスタイルも十人十色です。私の経験でもグロッソスティグマはやっぱり「二酸化炭素添加」と「ある程度の光量」「ソイル」の構成がマストだと感じています。

「二酸化炭素無しでイケました!」「抵光量でイケました!」「大磯でイケました!」色々ありますよね?彼ら彼女らを否定するわけでは無いのですが「一般の方」がそれらを実現すさせるには「期待値が低い」と思わざるおえません。

何事も鵜呑みにするのは危険なのです、何故なら「私たち」は「彼女・彼ら」の持っているであろう要素「技術・運・豊富な知識と経験」これらが全て異なるのですから。

結局重要なのは自分で「調べて」「見て」「聞く」その先に「思考」して「実行」する!さらに「自分に期待しすぎない」これらが重要になると私は確信しております。

3:海水水槽の何が難しいの?

水面

店長の話によると結論は「水槽の維持」です。そうですね、具体的に説明致しますと…。

どうやら海水水槽は淡水水槽とは「比べ物にならないほど水槽内の微生物の種類が多い」「少しのアンモニアが大惨事」「水温変化が致命傷」「多種多様のバクテリアバランス維持」「珊瑚はやめとけ(店長)」等…。

もう挫けそうですよね、こんなの無理!

それよりも何故珊瑚をやりたいのがバレたんですか?珊瑚綺麗じゃない!絶対珊瑚やりたいよ!!ねえ店長!!!「ちくしょう…。」

っという事ではなくてですね、これらを良い感じにするには「ライブロック」や「プロテインスキマー」そして「強力な外部フィルター」さらに「強い光量」が必要になるのです。

そもそも、これら難題を満足な設備無しで維持できるビジョンが「私には」見えません。

4:海水水槽は修羅の世界

海水エビ

どうやら生体の縄張り意識が比較的高め(お値段も高め)になるのが海水生体の特徴だそうです。たしかに「色鮮やか」=「自己主張」ともとれます、だってあのビビットカラーは目立ちますよ。

まるで「アチキはここよ!地元じゃ負けないんだから!!かかってきな!!!」っという感じにもとれる…。とれますよね?

となると水槽に入れられる生体数も淡水に比べて少なめになるという事です。

ちなみに30センチキューブですと「カクレクマノミ×2」「ヤドカリ×1」以上!なんと3匹!!淡水の小型生体をメインでやっている人には衝撃ですよね。

店長曰く、「これ以上はやめとけ」だそうです。

店長、私珊瑚がやりたいです…。

5:珊瑚はやめとけ

海水層

珊瑚って綺麗じゃないですか!海水水槽の醍醐味と言っても良い!!しかし、珊瑚をやりたい場合は珊瑚用の設備が必要になるみたいです。そうですね、お金がかかるのです。

「海水水槽は貯金箱」ですね、貯金すると決して開ける事ができなくなる貯金箱。

もちろん丈夫な珊瑚も存在するのですが、比較的に飼育するにはコツが必要らしく珊瑚はある程度海水に慣れた「中級者」向けらしいのです。

そうですか、そこまで言われたら諦めるしかないですね…。

6:イソギンチャクは動く

イソギンチャク

衝撃ですよね、あれって植物?で良いんですよね??なにやらアレは「自分」で「自分のベストポジション」を探しまわって気に入った場所で根付くそうです。自分で動き回る植物だと…。ひ、ひ、非常に興味深いですね!!!

7:水槽を設置場所が無い

コリドラス

どうしましょう…。私のベットを棄てればそのスペースに…。

8:最近大きなゴキブリが出た

IMG_5823

ほんと衝撃で、泣きそうです。しかも殺虫剤があんなに効かないなんて…。

最後に

長くなりました、以上が私がショップの店長に効いた事全部です。あくまで私と店長の会話なのでコレらが絶対だ!っという事では無いのですが少しでも参考になればと思いました。

後半は少し内容の浅い項目があったかもしれませんが、そこはご愛嬌という事で許してください。

執筆者
執筆者:MachiMochi

コリドラス歴10年以上のアクアリスト。
飼育したコリラスドラスは20種類以上、シミリスを筆頭にその他数種のコリドラス繁殖を経験。
一体型小型水槽やコリドラスを研究し、その結果をレビュー記事として執筆活動中。

詳しくはこちら >

雑談ルーム

“海水水槽って始めるのに、おいくら萬円必要?〜抑えておくべき認識編〜” への4件のフィードバック

  1. すかふ より:

    後半の内容が浅いというか、ゴキブリ関係無いですからヽ(゚Д゚;)ノ!!
    「タメになる記事だ…」と読み進めていたのに、コメントしようとしてた事がオチで全て吹っ飛びましたw
    あ、ちなみに長野県にはほとんどゴキブリいません。越冬できないそうです。

    それにしても60規格サイズの立ち上げに10諭吉です。ハードル高いっすね…。
    そして、サンゴは更に高度な飼育技術まで要求される…。
    海水でバッチリ管理できる方かたすれば、淡水なんて楽勝なのかも知れませんね。

    と言いつつも、海水水槽立ち上げ期待してます( ・ㅂ・)و ̑̑
    土地問題はね、床の耐荷重だけクリアできれば何とかなりますよ…。人間、いざとなればどこでも寝れるものです…。

    • machimochi より:

      長野には彼奴等が居ないのですが、屈強な生体と思っておりましたが変温動物のポテンシャルの限界といったところでしょうか…。羨ましい(・ε・`)

      そして最近落ちを付けないと駄目なような危機感を勝手に持っています。ですがそうなると記事全体としてチョット薄い感じになりますね。

      アクアは比較的、紳士・淑女の方々が多い趣味だと思っておりますので軽過ぎるのも考えもの「その辺のさじ加減」がまだ定まりません…。(´Д` )

      そして構成技法の基本である起承転結なんかも大事だよねと思い、せめて転結だけでもという私のささやかな頑張りです(*´ω`*)

      日本語って難しい_(┐「ε:)_

      さて、海水水槽ですがあれだけ「不特定多数に勧めておいて」まさか「立ち上げない」なんていう落ちが許されるのでしょうか?

      否!今週末は波乱の予感がします(*’∀’人)

  2. 通りすがり より:

    魚中心だと、スキマー不要では?
    スキマーより、強制ろ過のほうが重要と思います。
    強制ろ過が強力ならスキマーはあんまり意味ないですし。
    スキマーだけでは、魚は飼えないことから重要性は落ちると思います。
    スキマーは、ナチュラル水槽の硝酸塩対策兼補助と思います。
    60規格では、魚はそんなに沢山飼えないので換水で良いのでは。
    魚は硝酸塩そこまで気をつかいませんし。
    バクテリアバランスの話しもナチュラル水槽だと思いますよ。
    あと、魚よりサンゴのほうが簡単と思います。ミドリイシは別ですが、ソフトやLPSなら60規格でも結構飼えます。
    魚は、病気や餌付けで結構トラブります。元気で飼えても
    新魚からの白点で全滅とか。
    60規格で魚中心なら、外部フィルターで強制ろ過と換水だけ。
    ヤッコやチョウチョウなら殺菌灯追加とかくらいかと。
    サンゴ中心なら、ライブロック、なんちゃでスキマー、水流大事、そこそこの照明でいけるかと。
    なんか魚中心とサンゴ中心の話が混ざってる気がしますので、どちらが中心かで買うものが違うので、節約の為にもう少し検討したほうがいいですよ。

    • machimochi より:

      通りすがりさん、コメントありがとうございます!ヽ(´▽`)/
      海水アクアリストさんの貴重なアドバイス、痛み入ります・゜・(ノД`)・゜・

      プロテインスキマーに関しましてま、今現在の私と店長の考え方ですね。

      海水水槽で不足しがちになる溶存酸素量の増加効果が大きく見込める点、そして有機物が有害物質になる前に排除できるのはサンゴにとっても生体にとってもメリットでしかないという今の私の結論です。

      なんせ海水経験無しの私、絶対どこかでヘマをします。最悪生体が全滅なんていう事もありうると考えております。
      そんな私のこれから起こるであろうミスを少しでもフォローする上で必須と考えております。

      そして記事にも記載させて頂いているように、私と店長の会話内容となり個々の考え方となります。参考程度に受け止めていただければと思います。m(_ _)m

      ただ、通りすがりさんの仰る通り、生体メインでガンガン濾過する構成の水槽ですと補助という形で間違いないと思います。「必須」という意味に対して言葉足らずだったことを深くお詫びいたします。

      >なんか魚中心とサンゴ中心の話が混ざってる気がしますので

      混ざってます…。「サンゴも入れたいんですが…。」っと店長に愛玩しましたので…。
      ショップの店長に私の純粋な願望(綺麗で個性的な生体と色鮮やかなサンゴ両方入れたい)をぶつけてみた感じです。

      なので店長やネット、そして通りすがりさんからいただいたコメントを一旦インプットして自分なりに消化し、現実的な自分の海水水槽のビジョンを組み立てようと目論んでおりますよ。

      お店側として「プロテインスキマーを売りたい」っという思惑があると思いますので
      通りすがりさんのような海水アクアリストさんの生の意見は非常にありがたいです、考え方が広がりました(*’∀’人)

      通りすがりさんから得た知識で店長を「コイツ、知ってるのな?!」っと驚かせてみようと思います!今現在も海水水槽について勉強中です、未来の海水アクアリストとして見守っていただけると幸いですヾ(*´∀`*)ノ

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