コリドラス歴10年以上のアクアリスト。
飼育したコリラスドラスは20種類以上、シミリスを筆頭にその他数種のコリドラス繁殖を経験。
一体型小型水槽やコリドラスを研究し、その結果をレビュー記事として執筆活動中。
2022/12/09
この記事は約5分で読めます
生来、多くのコリドラスは水中の底でジッとしている物が多い。
しかし一部の小型コリドラスは中層で群泳しているとしたら?しかもそれが非常に見応えのある美しい光景だったとしたら?
本日はそんな私のお気に入りのミニコリ、コリドラスハステータスをご紹介したい。
目次
コリドラスとしては珍しい、遊泳性の高い品種。
小型故に少し臆病で食が細いですが、群泳する性質を持ち銀色の体色が非常に美しいコリドラスです。
水質 | 水質に少し敏感です |
---|---|
水温 | 25℃前後をキープ。 |
給餌 | 食が細い傾向あり、人工飼料に餌付け可能 |
混泳 | 非常に温厚で臆病な傾向あり |
繁殖 | 卵が小さく、難易度は非常に高め |
寿命 | 3年前後 |
少し特殊なコリドラスで最大体長が3センチ程度、フォルムも一般的なコリドラスとは異なります。
そんなはコリドラスステータスの3つの特徴をご紹介。
ハステータスは群泳する性質もっており、群泳させると非常に美しく見応えがあります。
これは実際に体験しないと共有しづらい感動ですが、コリドラス好きなら間違いなくお勧めできる光景でしょう。(10匹前後の群泳をお勧めします)
体色は基本的にはシルバーとグレーなのですが、シルバーの部分が光の当たり方で青や緑に輝きます。
これが非常に美しく幻想的な印象を与えてくれます。
コリドラスは底でジッとしているイメージが強いですが、ハステータスは中層をスイスイ泳ぎ回ります。
フォルムも少し異なり、ナマズとカラシンの中間のような形をしています。
一般的なコリドラスより若干水質に敏感な傾向あり、個体差はありますが餌も小食な傾向がありあす。
基本的な飼育方法は下記を参考にし、注意すべき点は下の注意点を確認してください。
→ こちらの記事も合わせてどうぞ
【2022年最新】コリドラスの特徴・飼育方法・お勧めの種類20選
ハステータスは素敵な品種なのですが、癖がある部分も少なくない。
そんな注意点を下記にまとめています。
少なくとも濾過がシッカリと機能している必要があります。
そしてNO3の濃度が高くなると体調を崩しがちなので、こまめな水換えや餌のやり過ぎに留意しましょう。
非常に温厚で臆病な品種なので、攻撃対象になる事は少なくありません。
混泳する生体は、コリドラスやミナミヌマエビなどが無難です。
特に環境に慣れるまでは、食が細く神経質な品種です。
お迎え後の数日間は冷凍アカムシなどの嗜好性の高い餌を与えると、生存率がグッと向上します。
そんな多くの魅力をもっているコリドラスハステータス、少し癖があり環境を選ぶ品種は中級者におすすめ。
小さい体に可愛いフォルムで魅力的かもしれませんが、初心者にはおすすめできません。
初めてのコリドラスはパレアタスがおすすめです。
少し癖のある品種なので、濾過やコリドラス飼育への理解がある中級者におすすめ。
中層を群泳する姿は非常に魅力的。
上級者の方はハステータスの繁殖にチャレンジしてみてはいかがでしょう?
小さいハステータスの幼魚が群れる姿…。
おっと可愛過ぎて宇宙が咲きそうですね。
→ こちらの記事も合わせてどうぞ
コリドラス・ハステータスの繁殖方法!ポイントはPh管理と混泳生態
少し癖のある品種ですが、魅力の方が圧倒的に大きいコリドラスハステータス。
ここ数年は流通量が少なくショップで見る機会も減っています、ネットで見つけた際は早い者勝ちくらいの温度感で良いと思います。
コリドラス歴10年以上のアクアリスト。
飼育したコリラスドラスは20種類以上、シミリスを筆頭にその他数種のコリドラス繁殖を経験。
一体型小型水槽やコリドラスを研究し、その結果をレビュー記事として執筆活動中。
雑談ルーム