コリドラス歴10年以上のアクアリスト。
飼育したコリラスドラスは20種類以上、シミリスを筆頭にその他数種のコリドラス繁殖を経験。
一体型小型水槽やコリドラスを研究し、その結果をレビュー記事として執筆活動中。
2013/12/26
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かくいう私も最初3匹お迎えして2週間で3匹全滅させてしまいました。
(先住民の青コリ×2ネオンテトラ×8は死にませんでした。)
現在は新たにお迎えしてから一ヶ月をすぎましたが、5匹全て元気に過ごしています。
私の経験上ですがゴールデンハニードワーフグラミーに限らず熱帯魚はお迎えしてから2週間前後が山場だと思うのです。
品種にもよりますが3週間もすぎれば個体も落ちついて餌の食いつきも安定し、それ移行は死ににくいです。
ではなぜ最初の2週間前後で死にやすいのか…。
魔の2週間(勝手に命名)の原因は大きく分けて5つあると思います。
1:水合わせ失敗。
2:購入した個体が元々弱かった。
3:お迎えする水槽の状態が悪かった。
4:餌の食いつきが悪く栄養失調気味になった。
5:混泳している生体との相性が悪かった。
以下はそれぞれの項目を順番に解説していきます。
目次
まず水合わせは絶対やるべきです、面倒くさいかもしれませんが絶対してください。
即死はないですが徐々に弱っていきますしポップアイや白点病の原因にもなります。
要はいきなり水槽に入れると急激な温度変化や水質の変化で負担がかかるのです。
水合わせの方法は購入した生体が入ってるビニールを開けて、そのまま水槽に浮かべてください。
30分くらいで水槽の水の温度と同じくらいになります。
30分経てば今度はビニールの水を半分捨てて水槽から捨てた分だけの水をゆっくり入れてください。
そして15分くらいまってまた同じように半分捨てて半分水槽の水を入れて15分待ってください。
これで水合わせ完了です。
ゆっくり水槽に移してあげてください。
これは運が悪いというのもありますが、回避手段が無いわけではありません。
入荷日を聞いてみたり、色々な生体を見て死体がポツポツ沈んでいるようなショップはNGです。
大型チェーン店よりも地元の個人経営ショップさんで丁寧な個体を取り扱っているショップを探すのが良いと言われています。
個体が弱っている状態だとより水合わせを慎重にする必要があります。
一番よくあるのが生体の購入日と水槽の購入日が同じという事じゃないでしょうか?
本来は生体を買う前に水槽に水を入れ濾過フィルターをガンガンまわして1週間くらい水をならす必要があります。
ただこれを実際にこれから水槽始める人が実績するってない気がするんです。(私も実際しませんでした)
立ち上がってない水槽に生体を入れる、苔ができる、水槽水換え、また苔、水槽リセット…。
これで生体に莫大な負担がかかります。
私のグラミーはこれで死んでしまいました。
環境の変化で元々神経質なグラミーは結構これで悩む人多いと思います。
シリアルを食べても吐き出してあんまり食べれてないような感じの場合は
あげる時指でこすって小さくしてあげれば食べます。
グラミーの口はちっちゃいのでヒカリクレストのカラシン用サイズでも大きいと
感じる個体は多いです。
シリアルそのものに反応しない場合は基本おなかが減れば食うだろ作戦で放置ですが
あまり長引くと体力的に厳しいので弱ってきたら冷凍赤虫などを与えてあげて徐々に慣らしていきましょう。
ゴールデンハニードワーフグラミーは臆病で神経質です。
比較的グラミーから攻撃する事は少ないと思いますが(小さいエビ系は除く)、同じ中層〜上層を泳ぐ気の強い個体につつかれる場合はあります。
この辺はショップの店員さんによく相談してください。
間違ってもエンゼルフィッシュやベタとの混泳は避けてください。
簡単ではありますが思った事をザックリ書いてみました。
あくまでこれらは私の経験上感じた事です。
全てが正解だとは限りません参考程度に見て頂けると幸いです。
可憐なゴールデンハニードワーフグラミーとのアクアライフが少しでも素敵なものになれば幸いです。
特別企画ページにて更に詳しくまとめています。
特別企画ページ内の「産卵と稚魚」は現在準備中となります、ご容赦ください。
コリドラス歴10年以上のアクアリスト。
飼育したコリラスドラスは20種類以上、シミリスを筆頭にその他数種のコリドラス繁殖を経験。
一体型小型水槽やコリドラスを研究し、その結果をレビュー記事として執筆活動中。
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