コリドラス歴10年以上のアクアリスト。
飼育したコリラスドラスは20種類以上、シミリスを筆頭にその他数種のコリドラス繁殖を経験。
一体型小型水槽やコリドラスを研究し、その結果をレビュー記事として執筆活動中。
2023/09/28
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知る人ぞ知る個性的な色揚げ品種の高級コリドラス。
流通経路が限定的で、滅多に出会えないコリドラスレナについて解説します。
目次
透き通った体に黒いスポット模様が特徴、輸入経路が限られている非常にレアなコリドラス。
水質 | 少し敏感で小慣れた水で清流を好む。 |
---|---|
水温 | 25℃前後をキープ。 |
給餌 | 人工飼料に餌付けることが可能 |
混泳 | 非常に温厚、攻撃性は皆無 |
繁殖 | 最近ブリード個体の販売をポツポツ確認、繁殖可能ですが難易度は不明。 |
寿命 | 3〜5年 |
希少種だけに情報が少ないのですが、わかっている範囲で特徴をお伝えします。
1番の特徴は飼い込んだ老個体は、体色が濃い赤色に色揚げできる事でしょう。
権利の都合上画像は掲載できませんが、思った以上に濃い赤に変化する唯一無二な品種です。
目の下がうっすら赤く、まるで人間の頬にチークを塗ったような姿が非常に可愛らしい。
神経質だったり食の細い品種のコリドラスも存在しますが、レナは図太くモリモリ食べます。
人工飼料に餌付かせる事が可能です。
約1年の飼育期間から、レナの飼育について分かった事を解説します。
基本的なコリドラスの飼育方法は下記の過去記事を参考にしてください。
→ こちらの記事も合わせてどうぞ
コリドラス飼育の始め方!必要な餌や設備、飼育に失敗しない5のコツ
ショップでは活きイトメを与えている事が多く、徐々に人工飼料に慣れさせる必要があります。
冷凍赤虫に人工飼料を少しずつ混ぜながら慣れさせましょう。
シッカリと濾過機能が機能しており、低床の衛生管理が行き届いている水槽が必要です。
よって、ある程度容量のある外付け水槽か底面濾過を採用している水槽がお勧めです。
流通量の少なく高価格な品種なので情報は少ないコリドラスレナ。
私が実際に約1年間飼育した経験から、注意点を記載いたします。
空輸便ごと押さえており、ワイルド個体が販売できるお店は限定されます。
その一方でブリード個体が少しずつ色々な店舗に出回り、価格もワイルド個体と比べると手頃な価格でお迎えか可能です。
ワイルド個体は基本寄生虫を体内に持っています。
個体のコンディション悪化で体内の寄生虫が活性化し症状が発症します、ある程度寄生虫の危険性を考慮する必要があります。
水質の対応力はシミリスより弱く、ゴッセイより少し強い程度。
低床の汚れに弱く、少し油断するとエロモナスによる症状が出やすい傾向にあります。
目安としては、低床の掃除は3日に1回ほど行えば安心でしょう。
コリドラスレナは水質に敏感で価格も高いので、ある程度濾過への理解があり。
コリドラスの飼育にも慣れた上級者にお勧めします。
絶対にお勧めしません、最初のコリドラスは頭一つ抜けて丈夫なパレアタスをお勧めします。
お勧めしません。
まずはコリドラスゴッセイや、ベネズエラブラックあたりでコリドラス飼育に慣れてからチャレンジする事を薦めします。
ある程度クセのあるコリドラス飼育も楽々可能になった上級者にはお勧め。
数年間飼い込む事で色揚げを狙ってみましょう。
2022年10月にお迎えした当時はこんなに小さい幼魚でした。
約1年間でブリっとした成魚に成長しましたが、色揚げには数年かかるようです。
レナを飼育する時は、年単位で付き合うぐらいの気持ちでお迎えする事をお勧めします。
コリドラス歴10年以上のアクアリスト。
飼育したコリラスドラスは20種類以上、シミリスを筆頭にその他数種のコリドラス繁殖を経験。
一体型小型水槽やコリドラスを研究し、その結果をレビュー記事として執筆活動中。
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