コリドラス歴10年以上のアクアリスト。
飼育したコリラスドラスは20種類以上、シミリスを筆頭にその他数種のコリドラス繁殖を経験。
一体型小型水槽やコリドラスを研究し、その結果をレビュー記事として執筆活動中。
2023/04/01
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ミニコリの中ではトップクラスに丈夫で、体のフォルムや生態も中型コリドラスと同じ。
そんなコリドラスハブローススをご紹介。
目次
最大体長は3センチ程度の小型コリドラス。
体色は明るいく薄い茶色でボディには一本の黒く太いラインが入り、他のミニコリと異なり遊泳性はそこまで高くない。
基本的には中型のコリドラス同様、底面でジッとしていることが多い。
水質 | 水質への適応力が高い |
---|---|
水温 | 25℃前後をキープ。 |
給餌 | 人工飼料に餌付けることが可能 |
混泳 | 非常に温厚、攻撃性は皆無 |
繁殖 | 小型コリドラスの繁殖難易度は非常に高い |
寿命 | 2~3年 |
ハブローススの一番の特徴は丈夫さです。
ミニコリドラスは基本的に水質に敏感で臆病、食が細かったりするのですがハブローススには当てはまりません。
ミニコリの中でダントツに飼育難易度が低い品種です。
餌も選り好みせず何でも食べ食欲旺盛、水質の適応力も高く他の生体に攻撃性皆無。
非常に飼育しやすいミニコリドラスです。
体が小さいため餌や糞の量も少なく、小型水槽でも十分飼育可能です。
ハブローススとカラーシュリンプだけの小型水槽など、管理の手間要らず水槽も可能。
ハブローススは1匹あたり300~400円と非常に低価格。
流通量が多いわけではないですが、アクアショップなら目にする機会も多いのでチェックしておきましょう。
ハブローススを飼育する場合、基本的には一般的なコリドラスの飼育方法で大丈夫です。
ただ体が小さいので混泳する生体に、餌が横取りされていないか注意してください。
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それではハブローススの注意点を解説します。
ミニコリの中では丈夫な方のハブローススですが、青コリ(パレアタス)や赤コリ(アエネウス)ほど丈夫ではないので注意。
温和な性格なので攻撃的な生体と混泳には留意してください、一方的に攻撃されストレスと外傷で最終的に死んでしまう事も少なくないです。
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全く群泳しないと言えば嘘になりますが、期待しない方が良いです。
ミニコリで群泳させたい場合はハステータス一択だと思っていますので、興味がある方は下記の過去記事が参考になると思います。
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ミニコリの中ではトップクラスに丈夫なハブローススは、コリドラス飼育に慣れてきた中級者にピッタリな品種です。
これからコリドラスを始める方には少し荷が重いかもしれません。
初めてのコリドラスは青コリがおすすめ。
小型のコリドラスが好きで、コリドラス飼育に慣れてきた中級者におすすめ。
上級者には少し物足りないかもしれませんが、ハブローススの繁殖は非常に難易度が高いので挑戦してみても良いかもしれません。
他のミニコリとは異なり遊泳性が高くなく、中型のコリドラスと同じで底面でジッとしている小型のコリドラス。
小さいコリドラスが好きな方は要チェック。
コリドラス歴10年以上のアクアリスト。
飼育したコリラスドラスは20種類以上、シミリスを筆頭にその他数種のコリドラス繁殖を経験。
一体型小型水槽やコリドラスを研究し、その結果をレビュー記事として執筆活動中。
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