コリドラス歴10年以上のアクアリスト。
飼育したコリラスドラスは20種類以上、シミリスを筆頭にその他数種のコリドラス繁殖を経験。
一体型小型水槽やコリドラスを研究し、その結果をレビュー記事として執筆活動中。
2023/05/31
この記事は約5分で読めます
コリドラス飼育に慣れてきた中級者が高確率で手を出すアドルフォイ。
少しクセのある飼育方法から、アドルフォイとデュプリカレウスの「ややこしい関係性」までを解説いたします。
目次
コリドラスアドルフォイは熱帯魚専門店ならそこまで珍しくない有名どころの品種。
1匹2,000~3,000円の価格帯で売られている事が多い、人気の可愛らしいコリドラスです。
水質 | 導入直後はイジケやすく注意が必要 |
---|---|
水温 | 25℃前後をキープ |
給餌 | 人工飼料に餌付けることが可能 |
混泳 | 非常に温厚、攻撃性は皆無 |
繁殖 | 繁殖情報は少なく、難易度は高め |
寿命 | 5年前後 |
上の写真は向かって「左側がアドルフォイ」で「右側がデュプリカレウス」と酷似した見た目から混同される事が多い。
価格帯から中級者に好まれる品種、ブリード個体の流通に乏しく基本的にはワイルド個体が市販されている。
このあと解説するアドルフォイとデュプリカレウスとの見分け方にも関係するのですが、実はアドルフォイをショップで見かける事はそこまで多くないのが現状です。
頭部のオレンジ色や黒いアイバンドが特徴の可愛い模様のコリドラス。
コリドラス飼育に慣れてきた中級者に人気。
これは地元のコリドラスに強いショップの仕入れ担当者に聞いた話ですが、今流通しているアドルフォイは99%ワイルド個体だそうです。
昔はブリードも存在していたかもしれい、そんな噂レベル流通量だとか。
注意点として、購入時にコンディションの良い個体を見分けれるかで難易度が大きく変わります。
ワイルド個体は体調を崩すと、寄生虫による死のリスクが高くなるので留意したい。
→ こちらの記事も合わせてどうぞ
イカリムシ?ピロピロ?コリドラスに白い糸、薬浴と解決方法
それ以外は基本的な飼育方法で大丈夫です、下記にて詳しく解説していますので参考にしてみてください。
→ こちらの記事も合わせてどうぞ
コリドラス飼育の始め方!必要な餌や設備、飼育に失敗しない5のコツ
アドルフォイとデュプリカレウスの見分け方は、上記の図解のように3ポイント存在します。
横に並べて比較できないと難しい箇所もあるので、オススメは胴体の黒いラインの太さで「細い方がアドルフォイ」で「太い方がデュプリカレウス」となります。
見た目が酷似ている事で、デュプリカレウスのブリード個体がアドルフォイとして販売されています。
よって不名誉な事にデュプリカレウスが「偽アドルフォイ」と呼ばれる事もあります。
今現在アドルフォイのブリード個体は市場には出回っておらず、基本的にはワイルド個体のみが販売されています。
ブリード個体に関しては「昔は存在していたかもしれない」という噂レベルの情報しかなく、ブリード個体は珍しいようです。
パンダのようなアイバンドに頭部のオレンジが綺麗で可愛いアドルフォイ。
低床の衛生管理と濾過さえ気をつければ、良いコンディションでの長期飼育が可能になります。
初心者向けのコリドラスはで無いので、初心者にはお勧めできません。
飼育に自信のない方はパレアタスがおすすめ。
飼育に慣れてきた中級者にはオススメの品種です。
カラフルな色や可愛い模様を楽しみにたい方にお勧め。
ブリード個体が市場にない今現在。
自信の手で繁殖させるのも一興です、繁殖の腕前に自信のある上級者は挑戦してみてはいかがでしょうか?
コリドラスパンダがカラフルになったような愛らしいコリドラスアドルフォイ。
ややこしい事情もありますが、アドルフォイもデュプリカレウスも非常に魅力的なコリドラスです。
愛くるしい見た目に一目惚れした中級者の方は、迷わずお迎えしてしましましょう。
コリドラス歴10年以上のアクアリスト。
飼育したコリラスドラスは20種類以上、シミリスを筆頭にその他数種のコリドラス繁殖を経験。
一体型小型水槽やコリドラスを研究し、その結果をレビュー記事として執筆活動中。
雑談ルーム