コリドラス歴10年以上のアクアリスト。
飼育したコリラスドラスは20種類以上、シミリスを筆頭にその他数種のコリドラス繁殖を経験。
一体型小型水槽やコリドラスを研究し、その結果をレビュー記事として執筆活動中。
2022/02/09
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可愛いコリドラスですが「高い値段のコリドラス」を稀に見る事があると思います。
本日のお題はコリドラスの値段や相場について。
目次
生物とは言えコリドラスも商品、需要と共有のバランスで値段が決まります。
その前提の中、価格帯別に解説。
流通量が多く、養殖可能な品種が多い。
ホームセンターでも見かける定番なものが多く、価格も安定している。
養殖が難しく、現地の野生でのみ採取できる品種も出てくる価格帯。
安定しない流通の影響で、価格が安定しない事が多い。
養殖困難で現地でも珍しい野生個体。
希少性ゆえに飼育に関する情報も少なく、価格もあってないようなものです。
ザックリと高い値段になる理由を解説。
ワイルド個体とは、熱帯の外国にて現地で採集した個体を意味します。
人件費や空輸代で高価格になりがち。
ワイルド個体に多く見られる現象。
そもそも現地での収穫数が少なく、需要に対して供給が追いつかず価格が釣り上がっている状況。
同じ品種のコリドラスでも個体差が存在します。
体のサイズが大きかったり、発色が優れている個体は高グレードとして高値に設定される場合があります。
ザックリと安い値段になる理由を解説。
ブリード個体とは、人の手によって人工的に養殖された個体。
比較的安価なものが多い。
対象のコリドラスが大量に養殖、もしくは現地で大量に採取できた場合。
需要に対して供給が上回り、ショップが安く仕入れる事により価格が安くなる。
例えば鰭や体に破損がある場合。
生体の色艶などの鑑賞物として、明確に劣った要素がある場合は価格が安くなる。
ここからは、行きつけのアクアショップに勤める仕入れ担当者に聞いた内容。
これを聞いた時、私も驚いた内容。
ショップと問屋の距離が価格に影響しているらしい、仕入れにも「送料」が発生しているようです。
店によっては独自の便(空輸便)を持っている場合が存在。
ある意味「便の貸し切り状態」となり、仕入れ商品の品揃えと引き換えに高価格に。
最終的に販売価格を決めるのは販売店ですが、今はネットで価格調査が可能です。
購入者側が事前に調査し、ざっくりの価格感を把握した上で購入に臨みましょう。
色々と語りましたが、結局は需要と供給。
シッカリと価格感を調査し、その価格でも自分が納得できる個体を購入しましょう。
大丈夫、コリドラスはみんな可愛く魅力的な熱帯魚です。
コリドラス歴10年以上のアクアリスト。
飼育したコリラスドラスは20種類以上、シミリスを筆頭にその他数種のコリドラス繁殖を経験。
一体型小型水槽やコリドラスを研究し、その結果をレビュー記事として執筆活動中。
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