コリドラス歴10年以上のアクアリスト。
飼育したコリラスドラスは20種類以上、シミリスを筆頭にその他数種のコリドラス繁殖を経験。
一体型小型水槽やコリドラスを研究し、その結果をレビュー記事として執筆活動中。
2014/03/24
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少し間をあけての更新です。
今回はコリドラス稚魚の餌による成長の違いについて書きたいと思います。
目次
結論、コリドラス稚魚の餌としてブラインシュリンプは最高の餌です。
人工飼料とは比べ物になりません。
こちらブラインシュリンプを孵化から2週間まで与え、以降は人口餌に切り替えた個体。
孵化から24日目の個体となります。
餌の種類は主に「ひかりクレストカラシン用」体長は約1センチです。
こちらはブラインシュリンプのみを24日間与えた、孵化から24日後の写真。
体長は約2センチ、過去記事の写真から写真を掲載。
こうして比較すると、成長具合の差が一目瞭然だと思います。
大きさのみならず各体のパーツの発達具合にも差がありますが、両者ともに同じ親から生まれた個体です。
餌は1日3回ほど腹部が脹れるまで与えてます、「生餌の方が成長が早い」など聞きますが実際に比較すると違いがハッキリと分かりますね。
今回このような比較実験を行ったのは狙ったものではないんです。
ブラインシュリンプを孵化から2週間まで与えた個体は現在進行形で育っており、過去記事稚魚サテライトの掃除とTポジションの時に気まぐれで採集した卵が孵化したもので不思議と人口餌えの切り替えが早かったので人口餌を与えてます。
ブラインシュリンプを24日間与えた個体は今では孵化から62日目となり3センチくらいになろうとしています。
もはや稚魚というより幼魚と言った方がしっくりする大きさと形をしています。
確かに毎日ブラインシュリンプを孵化させスポイントで餌を与えるのは手間です。
しかし、成長に大きく影響を与えるという事は「人口飼料には成長する上で必用な栄養素を十分に補えない」という側面も無視できません。
当然生存率や成魚になった時の体の大きさに影響が出るはず、その辺りを踏まえて餌の選択をする必用がありますね。
今回撮影に協力してもらった個体です。
プラケースにわざわざ移動してもらっての撮影お疲れ様!
写真はご褒美にひかりクレストカラシンを与えているシーン、しばらくブログをサボっていましたので少し役に立ちそうな記事を書いてみました。
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